季節や天候、さらに体調や生活習慣、年齢などによって、肌には様々な症状が現れます。ですから、乾燥肌・敏感肌・疾患肌でなくても、肌に関して何かしらの悩みをかかえている方は多いのではないでしょうか。 美しく健やかな肌を保つための日頃のスキンケアから、肌トラブルを起こした時の対処法まで、日常のちょっとした肌のお悩みに皮膚科医がお答えします。
- 皮脂と汗が、バランスよく角質を覆って保護している状態のことです。
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さらに言えば、表皮の下のコラーゲン組織も十分な弾力を保持して、過剰なメラニン色素(シミ)のない状態が理想的ですね。残念ながらエイジングにより皮脂の分泌は低下していき、外界からの保護能力が減退してきます。
- 睡眠不足は美肌にとって大敵です。
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細胞が活発に働くのは夜の10時〜2時の時間帯です。夜更かしや徹夜をして十分な睡眠がとれない日々が続くと、肌は老化してしまいます。美肌を保つためにも、1日8時間の睡眠を心がけるようにしてほしいですね。
- ビタミンを多く含む食品をバランスよく摂取するように心がけましょう。
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皮膚や粘膜の機能維持に関わるビタミンです。豚・牛・鶏の肝臓(レバー)に、魚介類ではうなぎやイカ、また、卵やバター(乳製品)にも多く含まれます。これらの製品を油と一緒に調理すると吸収力が高まります。
ビタミンBには、B1、B2、B6、B12といくつかの種類があり、中でもビタミンB2は皮膚や各器官の根膜を正常に保つ働きがあり、不足すると肌が油っぽくなるので、ニキビや吹き出物ができやすい人は摂取を心がけましょう。魚介類や豚・牛・鶏の肝臓(レバー)に豊富に含まれます。また、B6は、たんぱく質の代謝に関わる栄養素で、豚・牛・鶏の肝臓(レバー)や種実類に多く含まれます。
コラーゲンの生成を助け、老化や病気から体を守ります。また、シミやシワ、ソバカスを防ぐ、女性にとっては頼もしい栄養素です。パセリやブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜や、レモンやイチゴの果実類などに多く含まれます。紫外線を浴びた後などには必ず摂取した方がいいビタミンです。
細胞の老化を防ぎ、血行をよくする役割があります。ビタミンC同様、美肌を目指す人は積極的に摂取するように心がけるといいでしょう。植物油やほうれん草、イモ類、種実類から摂取することができます。
- 楽しく無理なく続けられる手軽な運動がおすすめ。
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適度な運動は、美肌づくりには欠かせません。スクワットや音楽を聴きながらのウォーキングなど、楽しみながら継続しましょう。運動により肌に付着した汗や汚れは洗い落とす必要がありますが、1日に何度も洗顔料(洗浄料)を使用してしまうと肌に刺激を与えてしまいます。洗顔料(洗浄料)を用いたケアは朝晩の2回。それ以外は、ぬるま湯で汚れを落とすようにしましょう。
- 一言でいえば、『保湿』につきます。
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必要なものは、水分(汗)と油分(皮脂)のバランスです。健康な肌をおもちなのであれば、保湿ケアを毎日行うことで、健やかさ(美肌)を保つことができます。また、肌トラブルでお困りの方は、ただの乾燥肌だから大丈夫と思わず、美容皮膚科や皮膚科を受診されることをおすすめします。
- 日やけで肌が乾燥するのは当然。保湿を忘れずに。
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日やけ後は、熱で皮膚表面が乾燥するのは当然ですし、赤く腫れて引き伸ばされた角質が、腫れがひいたあとでシワシワになるので、乾燥していると感じるのでしょう。日やけ後の乾燥は、特に肌にやさしいもので保湿することです。2週間を目安にケアをすれば、ほぼ元にもどるでしょう。また、日やけはヤケドの1種なので、赤く腫れているときは、とにかく冷却することです。気をつけてほしいのは、表面上わからなくても、皮膚が傷ついている状態ですから、化粧水がしみるようなら、すぐに皮膚科を受診してください。

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伊東 郁子(いとう いくこ)
伊東皮膚科医院 院長
浜松医科大学を卒業後、女性の肌の悩みをすべて解決できるクリニックを目指して、平成14年にIkuko皮膚科クリニックを開業。平成21年、伊東皮膚科医院に改称。






















